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高松塚古墳、「飛鳥美人」取り外しに成功…最大のヤマ越す

 奈良県明日香村、高松塚古墳(8世紀初め)の石室解体で、文化庁は10日、国宝の極彩色壁画のうち、「飛鳥美人」と呼ばれる女子群像が描かれた北端の西側壁(幅78センチ、高さ116センチ、厚さ37センチ、重量515キロ)の取り外しに成功した。

 古代史ブームを起こした、代表的な壁画の救出に成功したことで、石室解体プロジェクトは最大のヤマ場を越えた。

 西側壁をジャッキで床石から浮かせ、すき間にステンレス板を差し込み、その間にコロとなる鉄製の棒をはさみこんで転がし、南側の側壁と分離した。

 続いて、П(パイ)型固定具で挟んで浮かせ、石室北隣に置いた金属フレームの台座に下ろして全体をフレームで固定、再びクレーンであげて、作業スペースに運んだ。この際、ワイヤがずれ、空中で側壁がぐらついたが、損傷などはなかった。11日の午前中にも修理施設に運ぶ予定。

 今回で、石室解体作業は天井石、奥壁、側壁と条件の違う取り外しを一通り成功させたことになる。

 西壁女子群像は宮廷衣装に身を包み、4人の女官が儀礼用の法具などをささげ持った図像で、飛鳥時代の文化、風俗を表している。しかし、カビの被害が著しく、解体開始後も壁画と周辺に計4か所確認された。

(2007年5月10日21時22分  読売新聞)

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